人生はお金じゃない
私が言ったら「お前が言うな」と矢が飛んできそうですが、ビジネスで成功している堀江貴文氏の著書『時間革命』のお話です。いわゆるビジネス本ではなく、人生論に近いとてもためになる本でした。
タイムイズマネーじゃなくタイムイズライフ
人には寿命があって時間は有限
お金は時間を有効に使うための道具で、お金より時間の方が大切なのは当たり前の事です。時間は生まれた時に当たり前に与えられるので、ついその存在を忘れてしまいがちです。
身近な人が亡くなる度に「あっ時間は有限なんだ」とハッとします。
これまで「お金をどう稼ぐか、どう使うか」ばかり考えていましたが、「時間をどう作るか、どう使うか」を考えるきっかけになりました。
時間には「自分時間」と「他人時間」がある
著書で、時間は「自分時間」と「他人時間」の2種類があるといっています。
自分時間
- 好きな仕事
- 趣味
- やりたいこと
- 気の合う仲間との飲み会など
他人時間
- やらされている仕事
- 通勤
- 気を遣う飲み会など
他人時間を減らし、自分時間を増やす事が人生の質を高める方法です。
他人時間を自分時間にシフト
普通の人にとって、仕事は他人時間の代表です。仕事に使う時間のウェイトは、とても大きいです。これを自分時間にできたら最高です。
とはいえ、自分の好きな仕事をしようと探してみても、なかなか見つかりません。
まずは、今の仕事を好きになる努力を少ししてみては、いかかでしょうか。好きな仕事を探す旅にでるより、簡単な気がします。
「自分時間」は、本当に「自分時間」か?
最近お酒をやめて、「お酒から人生を取り戻した」と感じました。残りの人生の自分時間が増えました。お酒を飲む時間は自分時間なようで、お酒にしばられていた時間だったと思います。
ドラマや映画を観る時間も自分時間のようで、実は少し微妙です。
平凡な日常よりも、プロが制作した物語の方が面白いのは当たり前です。たま観るのはよいですが、現実に目をむけ、日常の出来事に対する感受性をもっと豊かにすることで、自分の時間を過ごすことができます。

出産直後の貴重な時期に、ウォーキングデッドばかりみていたことを後悔している
創作された物語について思いをはせるより、リアルな人や出来事についてもっと感じたいです。自分が死ぬ間際、「友達とあんな事して楽しかったなぁ」と思う事はあっても、「あのドラマのあそこ最高だったなー」等、思わないんじゃないか、、というか思ったら嫌だと思います。
健康こそが最大の時間投資
健康が一番大事
- これからやろうとしている計画
- 普通に用意されていると思っていた残りの人生
健康がないと、全ての前提が崩れてしまいます。「健康か、健康じゃないか?」この2択で、人生の全て変わってきます。健康でいることで寿命が延びる=時間が増える のはもちろんのこと、普段のタイムパフォーマンスも向上します。
時間泥棒に気をつけたい
- 無駄な確認
- 無駄な質問
- 無駄な会議
仕事をしているとき、時間泥棒がウヨウヨいませんか?是非やっつけていきたいです。そして、自分が時間泥棒になっていないか?という事も常に問いかけたいです。
自分の時間も大切ですが、他人の時間も大切にしていきたいですね。