- 勉強する時間は結構あるのに、やる気が起きない
- 1日中勉強したのに、そんなに覚えていない
事って結構ありませんか?
資格取得を目指す社会人の悩みとして、勉強する時間がない事ばかりに焦点があたりがちですが、、時間さえあれば勉強って出来ますか?

この記事を書く私は、仕事をしながら簿記1級を取得しました。
積極的スキマ時間勉強法とは
さらに言うとスキマ時間でしか勉強しない方法
私はこの方法で簿記1級に合格しました。というのも私自身が、調子が良くても1時間以上集中して勉強できないタイプだからです。
簿記1級の勉強中はすでに社会人でしたが、仕事が終わった5時以降、土日祝日などそれなりに勉強できる時間がありました。ですが、「勉強時間と知識が比例していない」と感じ、スキマ時間でしか勉強しない方法にチェンジしました。
集中力が切れている事を意識する
「人の集中力は45分しかもたない」と昔からいわれています。最近ではもっと短くて「仕事は25分間に1回5分の休憩を入れよう」と推奨されています。
集中力が1時間も2時間も持たないことはもはや常識ですが、予備校の自習室や図書館などに行くと、皆さん長い時間続けて勉強していますね。私もそうでした。
集中力が切れて教科書を開いているだけ、文字を眺めているだけの状態で2時間。
「ああ2時間も勉強しちゃった」
と満足していました。
休憩時間5分でホントに回復しているか?
休憩時間も5分、10分が普通ですが、その5分で本当に頭はリセットされているのでしょうか?
私の場合、5分では全く足りません。特に、集中して難しい問題を解いたあとは、とても5分では回復しませんでした。
25分休憩を取りその後40分間集中した方が効率がよい
休憩が長い方が良い理由は、単純で
- 頭に残る
- 楽しい
- 休憩中、他の事もできる
からです。
ながら勉強のススメ
机に座っていると、逆に集中できないことがあります。
- 机に向かって勉強していると、いつの間にか関係ないことを考えてしまう
- 授業中、前の人の髪質が気になってしょうがない
という経験ありませんか?
暗記や復習事項などは机に座ってやるより、他の事をして身体を動かしているときの方が覚えられたりします。例えば
- 洗濯物をたたむ時
- トイレに入る時
- 階段を上る時
- レジで会計を待つ時
- パソコンが立ち上がるのに時間かかる時
等、チャンスは無限にあります。
ほんの少しの時間でも狙っていきます。
頭に暗記事項を1個いれる ⇒ 動作
単純な動作をしながら、暗記を繰り返します。メモなどは持たずに、手ぶらで動作するのが良いでしょう。パソコンが立ち上がるまでなんて一瞬過ぎて何も覚えらないと思うかもしれませんが、
「中途半端だと気持ちが悪いので、パソコンが立ち上がった後もちょっとやってしまう。」
事も狙いです。つまり短い時間ですが、もう少し勉強したい状態を作ります。
まとまった時間をわざわざ分割する
「集中しないと意味がない」ので、1時間以上集中できない自信があった私は、まとまった時間をあえて分割しました。
1日勉強に使える日でも最低限やらなくてはいけない事はありますよね。
- 歯を磨く、着替えるなど身支度
- 食事
- 掃除
- スーパーに行く
など、これらを勉強の合間に入れていきます。
勉強以外の事は、全て気持ちを切り替えリフレッシュするための時間です。
朝イチで食事⇒身支度⇒さあ勉強(60分)
より
勉強(20分)⇒食事⇒勉強(20分)⇒身支度⇒勉強 (20分)
の方が脳が疲れず勉強できます。勉強時間を他の用事で区切ります。(ゾーンに入っている時は除く)
キリのいいところまでやらない
「教科書のこの章を読み終えたら休憩しよう」
というように、区切りのよいところで勉強を終えていませんか?
この場合、この章を理解するより、読み終わる事が目的になっている可能性大です。
「頭が疲れた・あきてきた」と感じたら中途半端なところでも中断します。そうすると続きが気になって、後から勉強したい気持ちにつながります。
キリの悪いところで終わっている「気持ち悪さ」を次の勉強を始める「きっかけ」に利用します。
勉強を再開しても、また最初から読まなくてはいけなかったりするので、必然的に復習する事になり、記憶が定着します。

どこまでやったか分からないのは、覚えてない証拠
まとめ
時間があるから勉強できるという程、私たちの脳は単純ではありません。
コントロールできる人もいるかもしれませんが、そうではない普通の人は是非「積極的スキマ時間勉強法」を試してみてくださいね。