その時どんな印象を持ったでしょうか?
- 別に何も感じなかった
- 色々と大変だった
感想が異なるのは、職場のせいでしょうか?
- 小さな会社だから、産休したら退職せざるを得ない空気だ
- 大きな会社だらか、産休をとりやすい
産休後に退職せざるを得なかったのは、職場のせいでしょうか?
産休を取り巻く環境は職場のせいにされがちですが、誰が、どうやって産休を取るか?という事が重要です。
こちらの記事では、退職せずにスムーズに産休を取るコツについてお伝えします。

この記事を書く私は37歳で出産、産休を取る立場・サポートする立場どちらも経験しています。
産休は権利!取って当たり前??
産休は取って当たり前の世の中になってきました
産休を取る事は法律で決まっています。産休を取るのは当たり前の権利ですが、今回は「どうやって取るか」に注目してほしいと思います。
「子供を産むから休みます。あとは宜しく!」
これでは、ただの無責任な人です。産休前に下準備をしておくと、物事がスムーズに進みます。
誰が産休をとるか?まずは会社に恩を売っておく
産休をとる前の数年間、仕事を頑張って、会社や周囲の人に恩を売っておくのがベストです。
「今まで頑張ってもらったから、何か恩返しをしたい」周りにそう思ってもらえると、産休を取るときもスムーズに協力してもらいます。

普段から好感を持たれていると、産休をとることも素直に祝福してもらえる
嫌いな人の事は、どうでもいい
言葉には出さないけれど、これが本音です。日頃の行いが悪いと、イザというとき何かと上手くいきません。
そして、産休後は職場に復帰してほしい
と思われる人物になる事を普段から心がけましょう。
どうやって産休をとるか?自分で段取りをする
産休の間の事を会社任せにしていませんか? 産休の主役はあなたです。
小さな会社で、産休の前例がないなら尚更、主体的に動かなくてはいけません。誰に何をお願いするのか?仕事の引継ぎ案を自分で考えておきましょう。
私からは次の方法を紹介します。
産休中は、社会保険から手当がもらえるので、会社からお金は一切もらいません。昔は社会保険だけ会社の負担がありましたが、現在はなくなり、本当に会社の支出が0円です。

産休中の手当が会社から出ていると思っている人も多いので、日頃の何気ない会話で周知させたいところです
浮いた給料分を予算として、できる事を考えてみましょう。
- 派遣やアルバイトを短期的に雇ってもらう
- 今いる職場の人に手当をつけて、やってもらう
2の職場の人にやってもらうパターンが、SNS上でよく見かける「なんで私が休んでいるやつの仕事をやらないといけないの??」という不満ですね。
増えた仕事の分、きちんと手当を支給すれば問題にならないどころか、喜んでやる人さえいそうです。
産休問題は、産休を取る人がいることではなく、その仕事を無給で他の人にやらせることです。
自分の仕事を引き受けてくれる同僚へ手当を支給することを会社に提案してはいかがでしょうか?産休の人の給料が浮くわけですから、会社に損はありません。

自分の仕事が1万で出来ると思われてしまっても困るし、5万円以上のインパクトのある金額がベター
やりがい搾取を解決するものは、お金
仕事が増える分、お金をもらうのは当然ですが、本人からは、なかなか言い出せません。

外人ならガンガン主張するのだろうか。。
産休を取る人が積極的に動きましょう。仮にこの案が却下されても、努力した事が周りに伝われば「申し訳ないと思っている」というメッセージになります。
とはいえ、産休は権利だ
というのも事実で「休んでる間の事なぞ、知らない!」という姿勢を貫くことも、選択肢のひとつでしょう。
ですが、産休は戦略的にスムーズに取った方が、その後の仕事も楽になります。
子供の病気で休んだり、保育園から呼び出されることが頻繁にあります。復帰後も子供が小さいうちは、周りの助けを必要とします。その都度、快く協力してもらえるか、嫌味をいわれるかは、産休の下準備次第です。
世の中の産休問題、色々あるけれど、その原因は「産休を取るから」ではなく「本人が嫌われているから」の可能性もありそうです。