社会人になってから、日商簿記3級をとるコスパはいかに?

そろばん簿記

私は簿記系の資格をほぼコンプリートしています。

  • 日商簿記3級・2級・1級
  • 全経簿記上級
  • 簿記論
  • 財務諸表論

この中で最もコスパが良いのは、ぶっちぎりで簿記3級です。

コスパが良い理由:簡単なのに評価される

簿記3級は簡単です。一般的には100時間といわれ独学も可能です。

偏差値50位の人なら「社会人で週末だけの勉強」でも2,3か月で受かります。

普通このレベルの資格が、評価される事はありません。教養があるんですね、、という程度でしょう。

ですが、簿記3級は違います!

経理職で求人検索すると、簿記3級以上という条件を出す会社は結構あります。営業職でも簿記3級を持っていると経理の事も分かっていると判断されます。

簡単なのに評価される資格って、簿記3級以外にあるのでしょうか?

簿記3級は、なぜ評価してもらえるのか?

簡単なのに、なぜ簿記3級は評価してもらえるのでしょうか?

簿記は会社経営上、絶対必要なのに、学校で習わない(商業系を除く)ので、皆が知らない

簿記は、義務教育に入れるレベルの必要性です。

簿記とは会社のお金を

どうやって計算するか?

どうやって記録するか?

というルールで、このルールで作られた決算書類を元に会社の税金や株主への配当が決まります。

全ての会社が使っている技術

簿記は、現場で身に付けるのが意外と難しい

普通の〇〇検定や△△資格は、実務でやっていると、特別に勉強をしなくても同等の知識が実践で身に付いていることがよくあります。

簿記の場合、「現場で気が付いたら身に付いていた」ということは、ほぼありません。経理課で毎日、領収書の清算や、会計ソフトへの入力をしていても、簿記の断片しか理解できません。

ベテラン職員として目の前の経理の仕事を完璧にこなす事は可能ですが、何年やっても仕事の本質は理解はできません。本人も最後まで理解できていない事に、気が付かないかもしれません。

簿記3級でまず全体像を学び、2級、1級でより細かい話を学ぶ

簿記3級を学ぶと、会社のお金の流れの全体像がつかめます。経理職に限らず、自分が会社の数字のどこを作っているか・自分の役割は何かを理解する事が出来ます。

簿記3級の知識はマルチに活躍する!

簿記3級が役立つ場面はたくさんあります。

  • 会社員(経理、営業、etc)
  • 経営者(自営業も)
  • 投資
  • 家計
  • PTAや自治会の予算など

あらゆる場所に簿記は存在します。

個人的には簿記3級を持っていないのに、社長をしていたり、個別銘柄の株を買う人を見ると「何を根拠に判断しているのだろう??」と疑問です。

まとめ:その辺のビジネス本より簿記3級の方が有益

ここまで読んで、簿記3級が色々な場面で役立つ事を知って頂けたでしょうか?

何度もいいますが、簿記3級は簡単な試験です。勉強するかどうか検討するレベルのものではありません。興味のある本を読んでみる位の感覚で始めて良いと思います。

簿記3級は本当によくできた試験内容ですので、その辺のビジネス本を読むより、サクッと簿記3級を受けてしまった方が多くの事が学べます。

そして社会人になってから簿記3級を学ぶと、実感があるので内容が理解しやすく楽しいと思います。

簿記にハマって突っ走った私が、最終的に一番コスパがいいと思っているのは簿記3級です!

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私が試験で使った電卓です。
ぷんすか

時給1万円の事務員です。
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